テニススクールの憂鬱 ストレス解消のはずが…

リハーサルは、かなり上手くいった。
このまま弾ければ、自分では、大満足だった。
しかし･･･結果は、散々に終わった。
いつもは間違えないようなところで
大ミスを繰り返し、何とか最後までたどり着いたものの
早く舞台から、消えてしまいたい思いで一杯だった。

思えば、２週間前、あまりの弾けなささに
これでは危険！と、焦り始めた。
８ページの楽譜の暗譜にも苦しんだ。
「何とかなるだろう」心のどこかで、
そういう甘えがあった。
当然の結果といえば、そうなのである。
先生もおっしゃっていたのだが、
「ラッキーは無い」のである。

１年かけてやってきた１曲を、　　　　
こんな形で終わらせてしまって、
とても残念である。

ただ、本当によく間違えたが、
気持ちだけは「私らしさを出そう｣に、努めた。
ずっと一緒に発表会をしてきた友人は、
「気持ちは伝わってきたよ。」と、言ってくれた。
先生も、「暗譜ができなかった部分と、演奏の中身は違う。」と
慰め?てくださった。
遠くからわざわざ足を運んで来てくれた友人には、
ひどい演奏で、大変、申し訳なかったが、
チラッと聞こえてくる友人のお子さんの声が、
緊張をほぐしてくれた。
本当に、ありがとう。
　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　友人にいただいたお花

この日に、「やった！」という充実感を味わいたければ、
やはり、練習なのである!
そう、仕事と同じなのである。
二足のわらじを履くのは、難しかったが
今日の気持ちを忘れずに、来年、リベンジしようと思う。
ん？あれ？確か３年前にも、同じことを思ったような･･･。
気にしない、気にしないっと。。。