テニススクールの憂鬱 ストレス解消のはずが…

オリンピックを観ていて、思う。

「金｣を目指して選手たちは戦っている。
負けてもらうメダル「銀｣とは、
大きく違う意味を持つ。

「金メダルを取りたい」という強い思いでいた選手が
「銀メダル｣になったとき、その選手が、
どんな思いでそのメダルを受け入れるのかが
一番、気になるところである。

表彰式のときに、吹っ切れたさわやかな笑顔で
メダルを受け取る姿を見ると、
自分で、満足しているんだな･･･
良かったとホッとするのである。

達成感や満足感、自分の存在意義が
その瞬間に味わえたとき、
今までの苦しかった道のりは、
すうっと消えていくものなのだろう。
（良いに越したことはないが）結果ではなく、
自分がどう挑んだのかが、大事なのである。

そんなこと、当たり前、わかっていると
思っているようなことを、
やっぱり忘れていることに
気づかされるのである。