テニススクールの憂鬱 ストレス解消のはずが…

今年も、デザートブッフェに出掛けた。
この時期は、イチゴがメインである。
そんなに、数をこなせるわけではないので、
ブッフェスタイルは、苦手なのであるが、
ここのは、￥２,１００と、嬉しいお値段。
ケーキ以外にも、パスタやサンドイッチなどがあって、
味も良く（　老舗の高級ホテルなので、当然であるが･･･　）
少しずつ楽しめるので、
結構、お腹に入るのである。
日曜とあって、とても混んでいた。

会話も弾み、幸せな時間を過ごしていると、
「ちょっと、すいません！」　と、怒鳴り声･･･。
驚いて振り返ると、ワインのデキャンタを１本空けた
ひとりで来ていた女性が、責任者を出せと言わんばかりに、
なにやら、料理に文句をつけ、
片言の英語と、片言の日本語を混ぜて、怒り狂っていた。
チラッと聞こえたのは、
サラダに、ドレッシングが最初からかかっていたこと、
料理の出す時間が遅いこと、
フォークで上手くすくえないから、
こういうときはスプーン出せということ、などだった。
もちろん、他のお客さんの注目を浴びていたのは、言うまでもない。
近くの人は、席まで替わっていた。

ホテルの対応は、丁寧で、とても気を遣っているようだった。
お気の毒としか、言いようがない。
しばらく、私達も彼女の言動を、観察していたのだが、
２時間くらい、ゴネていたように思う。
（私達は、２時間半くらいいたので･･･。）

せっかくのお料理も、あんな風にいただいて、
彼女は、満足なのだろうか?
嫌がらせなのか、ストレス発散なのか、
ただの酔っ払いか、無銭飲食の常習犯か？
彼女の最後は見届けずに、私達も帰宅した。
少し、残念なお客さんと、一緒の時間を、過ごしてしまった。

やっぱり、今度は、いつもの土曜日がいいかな。。。
懲りずに、また行く気である。